ベイビーブーム♪


実の兄の初のこどもが生まれてちょうど一ヶ月後の昨日、
会社の同期の女の子に、初のこどもが生まれた。
姪っ子と一ヶ月違いのそのベイビーの名前は、実の兄と一緒。


この秋には会社の先輩にもこどもがうまれる。
会社の先輩の奥さんにも二人目がうまれる。
周囲が、にわかにベイビーブーム。

少子化っていうけど、周りでは生まれてるよ、いっぱい という話を
数ヶ月前(出生率の増加が報じられる前)に父親に話していたら、
それはそういう年代だからで、グロスでは減ってるってことだよ と
まっとうなことを言われた。


そんな父親は、先日兄の娘(つまり両親にとっては初孫だ。)が生まれた時、
母親と揃って(多分)当日に埼玉の病院まで駆けつけて初孫をだっこしていた。
実家にはその時の写真がいくつかあった。
人はなぜか母親というのものは赤ん坊の扱いを心得ていると、無条件に
思いこんでいるらしい。母親がその生まれたてのほやほやをだっこしている
写真には、安心感が漂っていた。
一方、なぜか父親というものには ほんとに大丈夫かいな というなんだか心配、
な気持ちが勝手に生まれてしまうような。
父親がほやほやを抱いている写真には、兄と奥さんの心配そうな気持ちが
写り込んでいた。写真は正直だ。
その二人(兄・奥さん)のあまりに不安そうな様子に、その場にいた母親は
お父さんは三人の赤ん坊を扱ってきてるから、二人(兄・奥さん)よりよっぽど
扱い慣れてるよ と父親を援護してあげたそうで。


それを聞いて、ふむ となんだかすごく納得。
確かに、兄・私・妹の三人はみな父親がおっかなびっくりだっこするところを経て、
にょきにょき健康に育っているしなあ、と妙に納得した。
親は偉大だ。


そうやって日頃感謝を思ったり、口に出したり。
だから、年に一回誰かに日を決めてもらったような父の日に
特別に何かを焦ってしなくても、尊大な子供ではない、と思いたい。