2007-01-01から1年間の記事一覧

心が動いたので、実現するよ。

明け方のタクシーの後部座席に、ボロぞうきんのような 心と体と重たい荷物を沈めて、外を眺めていた。 朝焼けは一瞬で過ぎ、白くなったと思った空はとっとと 朝の通勤風景の空に移行していって、前のめりに風を切って歩く サラリーマン風の通勤者がばらばら…

命を削って

Rent; Seasons of Love 魂を揺さぶる音楽。 この有名な、有名なミュージカルを生みだした人の情熱。 「伝説」を読んで、人が本当に命を削って何かを生み出すことが 本当にあるのだと心がふるえた。 Rent; One Song Glory それはきっととてつもなく苦しいけど…

たきのおトイレ

今朝、ワケあって西八王子駅のトイレにいた。 いや、ワケがあったのは西八王子の駅で、 トイレは普通の事情でいたのだけど。 最近のトイレには音声ガイダンスというものが流れていて、 そのトイレにも流れていた;「向かって右側奥が 女性用トイレ です・・…

すきなもの、すきなだけ。

くるり;ワンダーフォーゲル どうしようもなく焦燥感に駆られて、 自分では本当は答がわかっているようないないような なんだか もやっ としたもので心が重く感じられて 駆け出したいけどどこへ向かいたいのかわからず そんな状態を あっはっは と笑う余裕が…

灯りに誘われて

自分では想像もしなかったような形で暮らしていて そういうことって確かにオモシロイよね ということを ひょい と肩肘張らずにやっていて とてもおもしろいなあ と思う人たちの家のパーティー。 昔は、パーティーといえば 「なんだか鼻持ちならない雰囲気で…

せんたく、せんたく。

大好きなヨーロッパへ一時逃亡。 ひとりで気ままに、ずっと行ってみたかったところへ。 白い壁、青い空、からっと照りつける陽射し。 日本とはまったくちがう感性の町並み、建築、美術。 せんたく、せんたく。

夏の終わりに

海に行ってない。 ここ数年、海に行ってない。夏の海に。 だけど ああ 夏なのに海にいかなかったなあ、と残念に思う気持ちは 年々減ってきているような気がする。なぜだか。 夏に花火を見に行けなかったら、きっとすごくその夏を後悔する、 と思う。なぜだか…

だれの目から見る、か?

尊敬するプレーヤーの試合を、何度も何度も、 なんどもなんども 見る。 そのうちに見る 視線 が、カメラの目線 でなくて、 そのプレーヤーが見てる目線 になってくる。 その人が見てる フィールドの右側、左前方のスペース、 近くに迫ってくる敵の動き、ボー…

台風一過のこどもたち

台風一過の三連休の中日の日曜日、代々木公園の近くにいた。 頭上には激しく流れていく雲と、その合間から夏を感じさせる日差しを刺しこむ 傾き始めた夕方直前の太陽と。 足下には、地面からひんやりと伝わる雨の足あとと。 その間に、一度激しい風雨できれ…

ばんざーい

困ったときは、両手を上へ。 ばんざーーーーーい。 ばんざいをした状態だと、人は暗いことや、ネガティブなことを 考えられなくなる。らしい。 困ったときには、ひとまず手を上にあげることから。

Power of...

Music. 酔ってたのも多分にあるかもしれない。 判断能力の一時的低下で、帰宅途中にちょっと家から遠すぎる駅で 下車をしてしまい、歩けない距離じゃないと誤認して歩いて帰った、日曜の夜。 ipodからはコブクロの搾り出すような詩が流れていた。 悲しいこと…

「満足」をつくるもの

Pizzaというものは昔から好きで、忘れられない味は 以前Romeで食べた半熟卵がのっかったシェフの気まぐれPizza。 Pizzaの味も去ることながら、なんとなくみんなで取り合って食べる行為 そのものが好きだなあと思っていたが、やっぱりこれは楽しく すてきな食…

ものつくるひとびと

最近の大興奮のモトはもっぱらgoogleである。 どちらかというとアンチネットなアナログ人間で、その素地はやっぱり 変わらないのだけど、大きくは二人の身近な人の影響で、今はネットの すごさとおもしろさをしみじみ噛みしめる日々。 その一人K(部活同期)…

...and we all smile

言葉にならない いろいろなものがあふれかえっている内に、6月が幕を閉じた。 2007年後半戦、するすると開幕。 so far, so good・・・? 思えば、とても充実していると思う。 そう思いながら、一方で釈然としないものも感じる。 焦り?むなしさ?やるせなさ?疑…

わたしの耳は貝の殻

ウィスキーの芳醇な香りを反芻しながら寝る支度をしていた昨日の深夜、 唐突に頭によみがえった、懐かしい言葉。 わたしの耳は貝の殻 海の響きをなつかしむ これは、ジャン=コクトー(Jean Cocteau)という詩人・芸術家の詩の一句。 小学生の頃に何かで出会…

ベイビーブーム♪

実の兄の初のこどもが生まれてちょうど一ヶ月後の昨日、 会社の同期の女の子に、初のこどもが生まれた。 姪っ子と一ヶ月違いのそのベイビーの名前は、実の兄と一緒。 この秋には会社の先輩にもこどもがうまれる。 会社の先輩の奥さんにも二人目がうまれる。 …

You know me

ジョハリの窓ジョハリの窓 - Wikipedia というものがある。 相当に古く有名な考え方なので今更だが、 友人との会話の中で、自分が最近気づいた自分自身についてのことが、 友人から観るともう10年以上も前から明らかだったことを知ったときに このマトリクス…

生身の人間

本日開始の劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」を観に行った。 於、浜松町「秋」劇場。 オペラ座の怪人、キャッツ等数え切れないほどのすばらしい ミュージカルの音楽を生み出した巨匠アンドリュー・ロイド・ウェーバー。 彼がずっと以前に制作…

地球の裏側

友人の友人のレストラン(於、麻布十番)にて 友人と友人と3人で食事をしながらのんびりしゃべっていた。 その時会話に印象的だった映画の話が出てきて「ナイロビの蜂」とか 「ホテル ルワンダ」の話をしていたら 今、地球の裏側では何が起きているのかなあ…

年を重ねるごとに

思ったこと、二つ、忘れないように。 いち。 年を重ねるごとに、 いろんなものをくっつけていくんじゃなくて 年を重ねるごとに、 いろんなものを手放していって、身軽になっていけたらいいなあ そんな空気の人間になっていきたいなあ に。 自分が存在するこ…

ぜんぶお見通し

実の兄には最近こどもが生まれた。 上に兄弟がいると甘えられていいねと言う見方もあるが どうも兄に甘えた記憶があまりない。 そもそも人に甘えること自体が下手な、 かわいくない幼少時代だったような。 しかし今は(今さらながら)けっこういろんな人に甘…

朝のリレー

ずぅっと昔、小学生の時に教科書で読んだ谷川俊太郎の詩。 その挿絵さえ覚えている位、とてもとても輝いていた言葉たち。「朝のリレー」 谷川俊太郎カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っているニューヨーク…

香りの効能

母は、香水を好まない人で、昔からその香りが きついのを嫌っていた。 私もその影響か大学生くらいまではほとんど つけていなかったが、今は棚に7,8種類の香水の瓶を 並べているし、アトマイザーを持ち歩く。 平日の朝、ニュースを見ながらメークをして、 …

単語帳

学生(高校生)時代以来かもしれない。 単語帳を作り始めた。昨日。 帰り道のファミマでただお茶を買いに入ったのに、 無印の5cm*5cm位の正方形の単語帳がかわいかったから 買ったのは・・・たぶん半年位前。 気が向いた時に、落書き帳代わりに 適当な絵を数…

二の腕一考。

N(会社同期)とランチをしていた。 かくかくしかじかで詳細は省くがこのつたない日記について 一つテーマを提示してくれたので、それを本日のお題とする。 本日のお題。それは、二の腕。 二の腕。にのうで。ニノウデ。 そういえば何で二の腕ってニノウデっ…

stand up! 〜世界の中心は。

JR車内にて、18時頃。 乗ってきた20代前半男女。 女に両腕で絡みついて、生まれたての子鹿の ように頼りなく立っている男。 立て!立つんだ!!君は一人で立てる! シャキッとせんかい!!! と渇を(心の中で)入れながら駆けつけた埼玉の病院。 Jさん(ラ…

Luck is no Accident

「モルヒネ」、という本を読んだ。 からりと晴れたGW中に、タイトルからしておよそからりとしない この小説を読んで、当たり前なのにまた改めて噛みしめた。 人生はどうしようもないことだらけ。 むしろ、思い通りになることなんて本当に本当に少ない、と。 …

夜道から

帰っていい?帰ってもいいの?? なんだかやらないといけないこと忘れてる気もするけど、帰っちゃえー と本日は19時半頃退社。 数人に晩ご飯のお誘い電話したけど、当日アポは空振り。 こうなったらお料理だ、お料理ー!と帰宅。 …の、途中。 「あの、すみま…

あなたに出来ないことなど

スカパラ×Chara「サファイアの星」。 歌のなかばでの、ワンフレーズ。 あなたに 出来ないことなどない この言葉を、どう聞くだろうか。 このGWはゆるゆると気持ちよく過ごしていた。 その半ば、相模湖の方へキャンプ(BBQ)へ。 晴れ渡った気持ちのいい空の下…

やわらかくてあたたかいもの

そして生々しくて原始的なもの。 それは、人間。 最近、二つ小説を読んだ。 「ジャンピング☆ベイビー」野中柊 「飼育」大江健三郎 二つの小説の間には、なんの文脈もない、 関係もない。 前者は女性の話。なんということのない、離婚した夫婦が 飼っていた猫…