ボールはどこにある?


営業に来てあっという間に1ヵ月が過ぎ、この部署のスピード感にくらいつこうともがく日々。最近、富に意識します。「ボールはどこにある?」


いくつものことが同時進行している中、

  • 自分がすぐに誰かに投げないといけないボール
  • 自分の手元で一瞬眺めてから「こういうボールなんだけどお願いします」と渡さないといけないボール
  • 自分が熟成させて投げないといけないボール
  • 投げて「これでいい?」って戻ってきたボール
  • 自分で最終の仕上げまでするボール

などなど、いろんなボールがあるわけです。
この部署に来たすぐは、「このボールはいつ・どこに投げるんですかー?」と聞いて回らないといけなくて、最近ようやくわかってきた。
でもまだ判断が甘く、「これはちょっと眺めないと」と手元においておくと「オイなにやってんだそれ早く投げろよ」ということになったり、「熟成させよう」と思ってたら「お前の足元のボール熟成というか腐りはじめてるぞ」となったり。反対に急いで投げたら「ちゃんと見てから説明つけて投げて」と差し戻されることも。だから今は自分の周りに飛び交ってる幾多のボールの動向を見て、自分の手元のボール管理をうまくやる力を磨き中。


ちなみに先日雨が降りました、外ではなく私生活。
雨降って地固まるとはいうけれど、そう簡単には固まりません。
一度雨が降ったところは二度と同じにはならないし、必ずしも地盤が固くなるという保証もない、砂漠にいくら雨が降ったって固まらないし。
雨は3日間降っていたけど、その間色々なことがわかって、よかった。一点大事なことを釘を刺されて、そのことだけでも今回の雨の効能があったと思う。とにかくその雨の間に色々話をしてる時に、「ボールはどこにある?」というのを確認しながら話をした。
自分はこう思う、というボールを投げ合って、諸々のことをたな卸しして、それに対してどう思うのかどうするのかを出し尽くして、最終的にはボールは2人ともの手の中にあった。お互いの手の内を出した上で、どうするのかは2人のボールの投げ方次第、だった。
CONTINUE, or GAMEOVER
2人がボールをCONTINUEに投げないと、GAMEOVER。確率1/4。
サイは投げられた。GAME IS TO BE CONTINUED.


私生活でボールの位置を確認しながら会話をすることがInterestingだと、日曜に会った友人Yの彼女KPが言った。まァ、今の彼らにとっては多分スイッチを押してテレビがつくことさえもInterestingな位、世の中がキラッキラに輝いてるんだと思うが。
ちなみにこのKPはとてもInterestingな女性で、非常に前向きで明るい、そして人に対してとてもオープン。しかもまた会いたいと言ってくれた、私はKPから見たら彼氏の大学時代の(しかも当時会話はほぼゼロの)クラスメイトというだけなのに。私もまた会いたいと思った、先に言われちゃったけど。


ところで雨がやんで週明けにY(ダー)と話をしていたら、
「また一緒にご飯を食べに行こう」
と言われた。付き合ってると当たり前のように「ご飯どこにいく?」という会話から始まるけれど、そんな当然の前提も今回の雨は揺るがしてしまった。
GAME IS NOT OVER, BUT CAN BE AT ANYTIME.
BUT STILL, WE DECIDED TO CONTINUE.
ボールは2人ともの手の中にある。