「王様の速読術」★★★★☆


経緯:Yの部屋で見つけて勝手に拝借


本を読むスピードを上げたいと思って過去2,3冊速読術系の本を買ったけど、どうもいまいちしっくり来ない。目の動かし方の練習もしたけれど、それもなんだか効いてるかどうかわからないうちに飽きた。そんなわけで、この本の前書きに「そういうことではない」と書いてなければこの本も読まなかったと思う。
実際に読んだ内容はとても理解しやすく、納得ができた。その後の読書でもこれを使っているのでかなり速くなった実感がある。読み方は、30分で一冊読むということなんだけど、ステップとしては以下。
1.まず30分で読むことを"決める"→これを決意すると、明らかに全部逐一読んでいる暇はないので、目的に合わせて内容のプライオリティー付けをしないといけないことが自分の中ではっきりする。目的からそれていることなら(今回は)もれてもかまわない、という諦めがつく。(その部分はまた必要な時に復習すればいいので。)
2.実際に読む。時間は5/5/20で区切って、以下を行う。

  • 最初の5分:前書き/後書き/目次の熟読と、本全体の図や表をざっと見る
  • 次の5分:見開きを2秒ずつで見ていく。全ページ。
  • 残り20分:読む。イメージとしては、広い海を上空から眺め、魚の群れがいるところは急降下して攻め、また上空に上昇して眺めていくというバードビュー・リーディング

これは私はぴたっとハマりました。この方法、続けます。